鉄、鋼、鋳鉄用常温黒染め剤 トビカブラッキーノンスラッジ(スラッジレスタイプ) 1L 5L 20L 東美化学
カスがつかず、黒染加工が常温作業でどこでもどなたでも簡単に黒染できます。
(本剤は濃縮液ですから水道水でうすめて使用します。また本剤は20℃以下で使用します。)
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低温常温黒染剤
トビカ ブラッキー ノンスラッジ
(濃縮液)
写真は5L
【容量】 5L/20L |
【対象金属類】
鉄・鋼・鋳鉄の完成品、部品の黒染に広くご使用いただけます。
・形状が複雑でスラッジ(カス)の除去が困難なもの。
・プレスされた部品、ピン、ネジ、ボルト、ナット、ワッシャー、スプリング、シャフト。
・機械、冶工具、金型の完成品または部品鋳物類。
・組み立てた機械の一部分の黒染や補修。
・槽に入らない大きな鉄鋼製品の黒染。 |
【特性】
スラッジ(カス)が発生しない為、複雑な形状のものでも簡単に
浸漬・ハケぬりで、常温黒染できる。設備不要。
・従来品(東美社比)に比べて黒さが濃い。
・加工技術が極めて簡単で特別な設備を必要とせず少量のものはポリバケツで充分です。
・被処理品が複雑な形状のものでも均一な皮膜ができます。
・ブラッキーノンスラッジは無臭、引火性も無く長期保存でも変質いたしません。
・加工前後の寸法の変化は殆どありません。
・加工法としては浸漬法のほか、刷毛塗り、スプレーもできます。 |
※ブラッキーはシアン化合物、
6価クローム等の有害重金属や
PCB、砒素等の有害物は含有して
おりません。
廃液処理は廃液槽に不要鉄片を
入れ、5日間放置すれば、液は
濾過し、そのまま排水できます。 |
【技術資料】
・比重: 1.102 無臭 PH: 1.2 引火性: 不燃
・黒染め層厚膜: 0.2~0.3μ
※難黒染め品: 高熱処理品に対しては黒染能力が弱い。
※上記非対応金属、ステンレスやアルミなど用の黒染剤も取り扱いはありますので、お気軽に
ご相談ください。
※人体への影響:健康皮膚体には影響有りませんが傷口、粘膜等には刺激があり炎症を起こす
恐れがありますのでゴムまたはビニールの手袋を使用、目に入った場合、水洗いと医師に相談して下さい。 |
【倍率】
原液1に対して水4(5倍)
塗布の場合、 原液1に対して水3倍 |
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【使用方法】
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【1.脱 脂】 |
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黒染加工は化学反応によるので、完全脱脂が必要です。(※脱脂が不充分だと、染めムラが生じます。)
脱脂剤としてはトリクレン、又は専用脱脂剤として、東美社製水性脱脂洗浄剤トビカマリットがあります。
トリクレン脱脂剤の場合には被染体を1~2分浸漬させ、充分脱脂の上取り出し自然乾燥させます。
又は油の付着していないウエス・タオル等で溶剤をぬぐい取って下さい。 |
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【2.表面活性化】 |
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サビ、スマットがある場合は10%塩酸水溶液(工業用塩酸を水で2~3倍にうすめた液)に1~2分浸漬します。
尚、難黒染品の場合は東美社製黒染促進剤オックスピー液を使用しますと、染めやすくなります。 |
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【3.黒 染 処 理】 |
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低温常温黒染剤トビカ ブラッキー ノンスラッジを水(蒸留水又は水道水)で1:4(5倍)の割合にうすめ、
この溶液中に上記前処理完了した被染物を入れ、数回上下に攪拌しつつ、1~2分間浸漬します。
(原液のまま又は希釈割合が不十分だと、定着不良となりますので、注意)(刷毛塗りの場合は1:3が適当です)
(溶液の温度が20℃以上になると僅かのカス(スラッジ)が発生しますが、この時は氷等を入れ液温を20℃以下
に降下させてから作業して下さい。) |
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【4.水洗(湯洗)】 |
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水で洗い流して下さい。水切り後、次の作業に進んでください。
(微量のカス(スラッジ)が気になる場合はケミック社製ケミQスラッジ落しスプレーを使用すると、効果的です。) |
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【6.黒 染 仕 上】 |
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黒染仕上剤メタルクリンスペシャル原液の中に加工物を5~10分間浸漬して下さい。浸漬を十分し、すぐにとりだせば、
完成です。(取出してからそのまま1時間以上放置すれば、効果充分です。)
なお乾燥被膜に仕上げたい場合は即乾性防錆剤トビカラストン P スプレーが有効です。 |
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【こんな時は 】 |
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もっと簡易的に簡単に黒染したい時は東美社製トビカトップガードスプレー〈マットタイプ〉をお勧めいたします。 |
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