アルミニウム用常温黒染剤 トビカブラッキーA ニュータイプ (2液タイプ) 東美化学
アルミの黒染加工が常温作業でどこでもどなたでも簡単に黒染できます。
(本剤、は2液で使用方法が異なりますので、使用方法をよくご確認ください。)
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アルミ用常温黒染剤
トビカ ブラッキーA ニュータイプ
(原液)
写真は1L-5L
【容量】1L/ 5L / 20L |
【対象金属類】
アルミの完成品、部品の黒染に広くご使用いただけます。
・プレスされた部品、ピン、ネジ、ボルト、ナット、ワッシャー、スプリング、シャフト。
・機械、冶工具、金型の完成品または部品鋳物類。
・組み立てた機械の一部分の黒染や補修。
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【特性】
A液で表面活性化し、B液で黒染処理。浸漬で、常温黒染できる。設備不要。
・加工技術が極めて簡単で特別な設備を必要とせず少量のものはポリバケツで充分です。
・被処理品が複雑な形状のものでも均一な皮膜ができます。
・加工温度が常温ですから材質をいためることはありません。
・ブラッキーは無臭、引火性も無く長期保存でも変質いたしません。
・加工前後の寸法の変化は殆どありません。 |
【廃液処理】
※使用できなくなった水溶液は水で薄め
て酸、アルカリで中和し(A液は酸性、
B液はアルカリ性ですから使用できなく
なったA・B液を水で薄め両液を加えて、
中和しても良いです)、沈殿物は除去して
残土処理し、上澄みは放流します。 |
【技術資料】
【A液】
・比重: 1.15/15℃ 無臭 PH: 3.0 引火性: 不燃
・無色 ・強酸性
【B液】
・比重: 1.20/15℃ 無臭 PH: 11.0 引火性: 不燃
・色:ブルー ・強アルカリ性
前処理剤(A液)は強酸、黒染剤(B液)は強アルカリですので、原液、水溶液が目や口に入ったり、
衣服や皮膚につかないようにゴム手袋等の保護具を着用して扱ってください。
衣服や皮膚についた時はすぐ大量の水で洗って下さい。目にはいった場合は15分以上清水で洗い、
医師の手当てを受けてください。
※上記アルミ用以外に、ステンレスや鉄・真鍮・銅などあらゆる染の取り扱いはありますので、お気軽に
ご相談ください。 |
【倍率】
・A液は原液から3(4)倍に水で薄めて使用
・B液は原液のまま使用 |
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【使用方法】
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【1.脱 脂】 |
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黒染加工は化学反応によるので、完全脱脂が必要です。(※脱脂が不充分だと、染めムラが生じます。)
脱脂剤としてはトリクレン、又は専用脱脂剤として、東美社製水性脱脂洗浄剤トビカマリットがあります。
トリクレン脱脂剤の場合には被染体を1~2分浸漬させ、充分脱脂の上取り出し自然乾燥後水洗させます。 |
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【2.表面活性化】
(A液) |
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アルミ常温黒染剤トビカ ブラッキーAのA液をアルミニウムの材質や表面組織により原液から3~4倍まで、
水でうすめてプラスチック容器に入れます。
薄める時はA液に水を加えるのではなく(発熱の為)水にA液を加えて、薄めてください。
脱脂水洗の終わったアルミニウム部品を材質、表面組織の状態により5~7分位浸漬します。
(サビ、スマットがある場合は10%塩酸水溶液(工業用塩酸を水で2~3倍にうすめた液)に1~2分浸漬します。) |
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【3.水 洗】 |
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充分水洗いします。 |
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【4.黒 染 処 理】
(B液) |
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プラスチック容器を用意して、この中にアルミ常温黒染剤トビカ ブラッキーAのB液の原液を入れます。
水洗いした上記部品を均等に浸し、表面が均一に黒くなったら引き上げます。
浸漬時間はアルミニウムの材質によりますが、大体、30秒~2分位です。 |
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【5.水洗(湯洗)】 |
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充分に水洗いして下さい。水洗いが不充分ですと退色や変色をおこすことがあります。
また、「表面に黒い「スラッジ」が付着している場合は、スポンジ又はウエス等で軽く洗拭してください。
とれにくい場合はケミック社製ケミQスラッジ落しスプレーを使用すると、さらに効果的です。 |
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【7.黒 染 仕 上】 |
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黒染仕上剤メタルクリン 又は(スペシャル)原液の中に加工物を5~10分間浸漬して仕上げてください。
(油分を嫌う部品は入念に水洗して完全に強制乾燥させて保管します。) |
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【※乾 燥 被 膜に
仕上げたい時は】 |
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なお、乾燥被膜で仕上げたい場合は東美社製、即乾性防錆剤トビカラストン P スプレーをご使用ください。。
長期保存の場合は東美社製、水置換性・長期防錆剤トビカラストンもかなり有効です。 |
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【簡易黒染には 】 |
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もっと簡易的に簡単に黒染したい時は東美社製トビカトップガードスプレー〈マットタイプ〉をお勧めいたします。 |
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